テレビの選び方ってご存じですか?
私は家電が好きなため色々な家電の特徴を知っていることもあり、よく友人にテレビのおススメを聞かれることがあります。
そんな時にする答えが毎回同じなのですが、その答えは「知らん!!」です。
仲の良い友人だから最初はこう答えるのですが、なぜそう答えるかも含め、おススメ(後悔しない)のテレビの選び方をご紹介します。
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「知らん!!」の理由:テレビ(映像)には好みがある!
最初に「知らん!!」と答える理由からです。
私は「知らん!!」と答えた後にいつもこう補足しています。「映像や音質などは人によって見え方や聞こえ方の好みがあるため、私の気に入っているものが万人が気に入るわけではない。実際に見て聴いて決めた方がいいよ」
よく目の検査で緑色や赤色の丸を見せられ、どっちがハッキリ見えるかみたいな検査があるように、人の目は個人によって特定の色が強く見えたり、弱く見えたりします。
そのため実際に見て気に入ったテレビを選ぶのが一番間違いない選び方です。
例えば私はシャープやSONYの色見が好みですが友人は東芝の色見が好きだと言います。実際に家電量販店で見比べてみると結構違います。もちろんどちらのメーカーの色見が優れているというわけではなく、あくまで好みの問題です。
これはイヤホンやヘッドホンも同じなのですが、イヤホンやヘッドホンの場合は実際に試せないものも多いですが、テレビは家電量販店に行けば間違いなく見ることができる(もちろんすべてではないが)ので安心して選べます。
ネットでの購買が当たり前の時代ですが、自分のテレビの好みを把握するためには店頭での購入がベストです!ネットで買うことを否定はしませんが、少なくとも自分の好みの傾向を理解したうえでネットで購入しましょう。
おススメのテレビの選び方
おススメのテレビの選び方として次の3つの基準があります。
①予算
②サイズ
③売り場で比較(特に色見(画質)←最重要)
①>②>③の優先順位で選んでい行けばいいですので、その内容をご紹介します。
①予算を決める
なにを買うにしてもそうですが、先立つものがなければ何も買えません。
最初に予算を決めましょう。予算の決め方も2段構えにしておくことをオススメします。
最初に理想的な金額を設定しましょう 。あわよくばこの金額で買えるとうれしいなといった額を決めましょう。もちろん60型で3万円といった現実離れした金額ではなく、価格.comなどで大手量販店の価格に0.9(例:10万×0.9=9万円)を掛けるなど現実的な価格設定にしましょう。
次に現実的な上限の金額を設定しましょう。こちらも価格.comの大手家電量販店の金額を参考に、1~1.2位を掛けて設定するとよいでしょう。1.2掛ける理由はネットの特売などで異常に安い額が掲示されている可能性もあるためです。
この時に価格.comの最安値などはあてにならないので基本的に参考にしてはいけません。もし最安値を店員さんに伝えても「無理です」と即答されるので注意しましょう。
基本最安値の店舗は実際お店舗をもたないお店の場合が多いので、そのようなお店の比較しても家賃や光熱費や人件費などの経費が多くかかる家電量販店の実店舗の場合は価格で対抗できません。設置する技術や商品の知識がある場合はそのようなお店で買ってもいいですが、自信がなければ設置や保証といったサービスが充実している大手家電量販店がおススメです。
②サイズを決める
いいテレビであってもおけなければ元も子もないのでテレビ台のサイズを測ってから行きましょう。
測るのはもちろん縦・横・奥行きです。
この際にメーカーによってテレビの脚の形がことなるので、テレビ台の写真を撮っておいて、店頭で欲しいテレビが置けるのかも確認しましょう。下の写真のようにテレビによって、脚の形はさまざまです。小さな台でも中央にテレビの脚が寄っていれば設置できますし、端によっていれば設置できないこともあります。安定して置けるテレビの脚を選びましょう。
サイズ選びの注意点として、実際に測ったサイズを上限として必ず守りましょう!
よほど広い家に住んでいる人は別ですが、基本的にはサイズはしっかりと守ってください。
量販店でテレビを見ていると、思ったよりも小さく感じます。これは家の6畳の部屋で60型を見ているのと、量販店の100畳の売り場で60型を見ているのでは体感的に量販店の方が小さく感じるためです。
店頭で小さく見えたからといって当初のサイズよりも大きなものを買うと家ではとんでもなく大きく、設置できない場合もあるので注意しましょう!
③【最重要】売り場でメーカーを決める(絞る)
価格帯とサイズが決まったら次はメーカー(ブランド)を選びましょう。
そのために予算とサイズにあった複数のテレビをできるだけ見比べてください。
特に比較し得て欲しいのが色見(画質)と 起動・チャンネル変更の速さ です。
③-1.色見(画質)
色んなメーカーのテレビを比較して、最も好きな色見(画質)のテレビを選びましょう!
テレビで最も大事な性能は色見(画質)です。これはメーカーによって特色が異なるので注意して選びましょう。
選ぶ際はメーカーのデモ画面ではなく、複数のテレビで実際放送されている同番組を見比べて選びましょう。その際はチャンネルを切り替えて色んな番組で見比べてください。
ニュース番組のようなスタジオの単調な映像だけでなく、外の色彩豊かな映像などが放送されている場合はそちらもきちんと見比べることで、自分の好みに合ったテレビを選ぶことができます。
もちろん複数のメーカが好みに合うこともあり得るので、ここではメーカーを決定するというよりも、絞るようにしましょう。もちろん、好きな色見のメーカーが1つの場合は決めて問題ありません。
私は基本的にシャープとSONYの2社の色見が好みなので、どちらかのテレビを買うようにしています。ただ、テレビは10年に1度くらいしか私は買い替えないので、必ずこの2メーカー以外も見比べます。それは10年でメーカーの特色が変わっているかもしれないし、私の目も老化で見え方が変わってきているかもしれないからです。
③-2.起動・チャンネル変更の速さ
もし複数の好みのテレビが見つかったら、次の絞る条件としておススメなのはチャンネルの切り替えの早さです。
テレビの起動の遅さやチャンネルの切り替えの遅さは結構メーカによって変わります。これは同一メーカーでも機種によって変わったりもします。
切り替えが遅いとかなりストレスになるので、結構重要なポイントです。
後付けで録画したり、オンデマンドを見ることは可能ですが、色見と切り替え速度は変えられないのでこの2つは重要なチェックポイントとなっています。
※後付けのオンデマンド機器の場合(Fire TV、Apple TV)はページの移行速度は後付けの機器に依存します。
欲しいテレビが予算オーバーその時は?
もし欲しいテレビが予算オーバーの時にどのような対応をすればよいかをご紹介します。
交渉or頑張って買ってみる
定員に価格交渉をしてみましょう
ちょっとだけ予算オーバーの場合は定員さんに交渉してみましょう!
この時のコツは近隣の店舗で交渉してみて価格が安いところの価格を定員さんに行ってみましょう。
価格.comの 大手家電量販店 の価格も参考になるので定員さんに伝えてみましょう。注意点としては価格.comの最安値は店舗をもたないお店の場合が多いので、そのようなお店の比較しても家賃や光熱費や人件費などの経費が多くかかる 実店舗の場合は価格での対抗はできませんので、比較するのは実店舗のある大手家電量販店のみにしてください。
頑張って買ってみる
これは元も子もないことを書いてしましますが、とても気に入ってどうしても欲しいテレビが予算を少しオーバー(頑張ったら買える額)の場合は、思い切って買ってみるのもアリでしょう。
もちろん生活に支障がない範囲でのオーバーに限ります!(1~2か月くらい食費を削るや交際費削ればなんとかなるレベル)
テレビは1度買うと5年10年と長期間使うものですので、オーバーした金額も1年単位に換算したときはさらに小さくなるので買うのも一つの手です。
色見の気に入らないテレビを買って、5年10年使うのも個人的にはあまりよろしくないと思っているので、本当に気に入っているのであれば買ってもいいと思います。
ただ、色見が気に入らないテレビも比較しないと差がわからないので、数週間使ってくるうちに色見に慣れはしますので、お金を優先して安いテレビを買うのももちろんアリです。
ネットで探して買ってみる
色見を店舗で確認したのであれば、ネットで同じテレビを安く買えるのであれば買ってもいいと思います。
私は基本的に比較させてもらったのだから店舗で買うようにはしていますが、あまりにもネットと実店舗で価格差がある場合はネットで買うことがあります。(私の経験ではテレビはネットより実店舗の方が値引きしてもらえた場合は安く買えます。)
ただ、注意点としては取り付けや保証がしっかりしたお店で買いましょう。
大きなテレビを一人や慣れない人が設置するのは意外と手間ですので、設置してくれるお店を選んだ方が良いと思います。私の感覚的には体の大きな男性(私)の場合は40-50型は一人で設置できますが、60型以上のテレビの設置は一人ではかなり難しくなってきます(手が画面の端から端に届かない)。
同じメーカーで機能が少ないテレビ(1つ下のシリーズ)にする
テレビにおいて最も重要なものは色見だと考えています。
基本的にこの色見はメーカーによって特色があり、上位シリーズでも下位シリーズでも見え方の差はあるモノの傾向は似ています。
例えば10万円のテレビでメーカーAの色見が気に入ったのであれば、5万円のテレビでも基本的にメーカーAのものが気に入ると思います。ここで10万円ではメーカーBは好きではなかったのに、5万円ではメーカーBがいいと思うといったことはレアだと思っています。
ですのでもし金額がオーバーした場合は1つ下のシリーズを選ぶとよいと思います。
このシリーズが変わることで何が変わるかというと録画やyoutubeやnetflixのようなオンデマンド系の機能がついていなといった点です。液晶パネルも変わりはしますが、上記の理由から色見の傾向が変わることは少ないです。ただ、黒の表現は結構変わるので映画など暗めの映像をよく見る場合は要確認してください。
このような機能がなくても後日レコーダーを買ったり、Fire TVやApple TVを買うなど数千円から1万円ほどで機能を追加できます。
もちろん後付けすることで、テレビ代金のトータルが高くなるので、欲しいテレビと1つ下のシリーズのテレビの差額を考えながら選びましょう。
おわりに
テレビの機能や性能ってって実は後付けできるものが多いんです。一例として、録画・オンデマンド・音質(スピーカー)などがあります。
そんなテレビで選ぶ優先順位は色見(画質)や操作感、サイズなど後から変更できない機能を優先して選びましょう。その中でもテレビをせっかく見るのであれば自分がキレイだと思える色見で見ることが最も満足度が高くなると思います。
高価で長期間使うテレビ選びで後悔がないようにしましょう!
ちなみに私は7年ほど前に買ったシャープの4Kテレビを今も大事に使っており、後悔はないです!