私は在宅ワークになってタンブラーを使うようになりました。もともとはガラス製のグラスが見た目も涼しく、飲み物が美味しく見えるため利用していましたが、デスクに水滴がつくため使うのをほとんどやめました。
現在ではハイボールなどすぐ飲んでしまうものに関しては、見た目の美味しさもありガラス製を利用していますが、日中の水やコーヒー(ホットもアイスも)などはすべてステンレス製のタンブラーを利用しています。
今回はタンブラーをおススメさせていただきます!今回はデスクワークのおともとして利用することを想定しているので蓋のないタイプをメインにしております。
タンブラーの特徴
タンブラーのメリット
割れない
タンブラーの多くはステンレス製であるため、洗っている際に手が滑ったり、落としたりしても割れることはほぼないと言っていいと思います。私も最も長いモノで3年使用していますが、買った当初となにも変わらず使えています。
割れることがないので子供でも気にすることなく使えますね。ただ、見た目がシンプルなので子供うけはあまりしないと思いますが。。
タンブラーにがガラス製やプラスチック製のものもあるので、すべてのタンブラーが割れないとは言い切ることはできませんが、基本はタンブラー=ステンレス製の真空断熱が多いので、ほとんどタンブラーが割れにくくなっています。
ガラス製やプラスチック製に比べて保温性能が高いため、私はステンレス製のみを保有しています。
温くなりにくい、冷めにくい
タンブラーを買おうと思っている人が最も重要視しているであろう、保冷・保温性能の高さ。正直書くことはないくらい周知の事実なのでシンプルに書くと、本当に保冷・保温効果が高く、冷たいものはずっと冷たく、温かいモノはずっと温かい!
ただ、タンブラーのメーカーやサイズによって差はあるので注意が必要なので後に書く、性能比較を参考にしていただきたい。
結露しない(水滴がつかない)
私がタンブラーを買った理由が結露しないためです。
在宅ワークになり、デスクでの作業のおともに水やアイスコーヒーを常備していたのですが、当初利用していたガラス製のグラスでは結露がどうしても発生してしまい、デスクに水たまりが出来てしまっていました。珪藻土のコースターで対策していたのですが、一定時間経つとコースターが吸えないほどの水量になり、緩和はされたものの、解消はされなかった。。
結露するとデスクにシミがつく可能性もあるし、メモなどの紙が水滴でぐちゃぐちゃになり、デスクワークをするにあたって非常に厄介に感じていたことが解決できたことが何よりもありがたかったです。
持つときに熱くない
最後のメリットは持つときに熱くないです。
コーヒーを入れると80~90℃くらいになりますが、持っても全然熱くありません。コーヒーカップの場合は取っ手以外を持つと熱くて持てませんが、タンブラーは違います。冷たい飲み物の場合は、グラスの冷たさが伝わらないので夏場はガラス製でも味があっていいかと思いますが、保冷性能や結露を考えるとどうしてもタンブラーを使ってしまいます。
タンブラーのデメリット
食洗器を利用できないものがある
購入の時に気をつきて欲しいことが、食洗器を利用できるかどうかの確認はして欲しいです。
食洗器を利用している方も多いので、タンブラーに限らず食器類の購入の際は食洗器を利用できないことは大きなデメリットになり得ます。
食洗器を利用していない人にとっては関係はないし、デメリットにもならなく影響はないので確認する必要はないです。実際私も手洗いのみなのでデメリットには感じていません。
やはりガラス製の方が美味しそうに見える
同じアイスコーヒーをほぼ同じ量注いでみましたが、グラスの周りに水滴のついていくガラス製のグラスの方がやはり冷たく、おいしそうに見えます。
一方、ステンレス製のタンブラーでは無機質な印象があり、味は同じでも味気ない印象がでてしまいます。もし飲食店でタンブラーでアイスコーヒー出てきたらテンションは上がらなそうですね。。
ガラス製の真空断熱のグラスもありますが、厚みが出てて来るのと値段も高いのでオススメではありません。欲しいですが。。
高価なモノを洗っている際などに手が滑って割れてしまったらショックですしね。。性能は落ちそうですがダイソーでも300~500円でガラス製のタンブラーは売っていますので、取り合えずガラス製のタンブラーが欲しい人は買ってみるのもアリかと思います。ただ、ダイソーのものはかなり飲み口が厚くなっておりますので、口触りの点では少し難ありそうです。
タンブラーの性能比較(保冷・保温性能確認)
現在私が使用しているタンブラーがおススメですが、様々なタイプがあるので、性能をチェックしたうえでタイプ別でおススメのタンブラーをご紹介します。
今回使用したタンブラーは下記の5タイプです。
左から順に紹介します。
①サーモス 真空断熱カップ 280ml
②サーモス 真空断熱タンブラー 400ml
③HARIO タンブラー 300ml
④STANLEY スタッキング真空パイント 470ml
⑤klean kanteen TKワイド16oz
一番右のklean kanteen(クリーンカンティーン) のタンブラーのみ蓋つきなので参考程度に見てください。
保冷性能比較
条件
保冷性能の比較のために下記の条件で比較をしました。
普段はタンブラーの使いかた、適当に氷を入れて残りを水で満たすようにしました。大体私はタンブラーの4割くらいは氷を入れているため、氷が全体の4割の量となるようにしました。
①室温約25℃
②容量はメーカー公表ではなく、普段使用している容量
(基本的にタンブラーの8~9割くらい)
③氷の量は②の容量の4割
④水の量は②の容量の6割
⑤使用する水は冷蔵庫で冷やしてある飲用水
結果
6時間後までの1時間ごとに水温を測った結果としてやはり蓋のある klean kanteen が温度差1.5度で最も保冷性能が高かった。氷が残っていたのも klean kanteen だけであった。これは蓋があるので当たり前の結果であるが、蓋のないタンブラーとしては STANLEY のタンブラーが常に最も水温が低く、保冷性能が高い結果となった。
ただ、6時間も手を付けずに放置することは考えにくいので、サーモスの280mlタンブラー以外は保冷性能において4時間までであれば大きな差はないと言えるであろう。
開始2時間後にはサーモス 280mlの氷がなくなる
開始4時間30分度にはHARIOの氷がなくなる
開始5時間後にサーモス 400mlの氷がなくなる
開始5時間30分度には STANLEYの氷がなくなる
(全ての蓋なしタンブラーで氷がなくなった。)
保温性能比較
条件
条件はシンプルに容量分の沸騰直後のお湯を入れて時間変化を比較していく
開始温度はお湯をタンブラーに入れる順番や、入れ方で温度が下がり難い易いがあるので、温度差で保温性能を比較していく。
①室温約25℃
②容量はメーカー公表ではなく、普段使用している容量
(基本的にタンブラーの8~9割くらい)
③②の容量分の沸騰直後のお湯を入れる
結果
4時間後までの温度の下がり方を見てみるとサーモス 400mlが最も温度が下がり難くなっていた。
ただ、1時間後には45~52℃前後になっており、コーヒーであればかなりぬるくなっているので、1時間以内に飲んでしまうか、長時間に渡って楽しみたいなら蓋つきを買うのがいいだろう。
用途別おススメのタンブラー
長時間冷たいモノが飲みたい人
夏場に私が最も使っているのがSTANLEYのタンブラーです。こちらが冷たいモノを飲むときはおススメです。
おススメの理由は保冷性能の高さと大容量なことです。夏場に1度準備すると数時間は飲むことができるので、冷蔵庫の開け閉めの回数も減らすことができ、電気代の節約にもなります。
私はホットドリンクを飲むときはこれほど容量は必要としていないので、アイスはこちらでホットは別のタンブラーを使用しています。
コスパを求めたい人
複数のタンブラーを買いたくなく、1つで完結したい人はサーモスの400mlのタンブラーがおススメです。
こちらは2個で1,500円とかなりリーズナブルで、容量的にもホットでもアイスでも使えると思います。2個あるとこで1個洗っていても、すぐに使えるのはとても便利です。
保冷・保温性のでも非常にバランスがとれており、用途や性能を考慮しても最もコスパがいいモノになってます。
1時間以内にの熱い飲み物を飲みたい人・1度に飲む量が少ない人
私は主にホットコーヒーを飲むときに使用しており、ホットコーヒーなどを1時間以内に飲まれる方におススメです。
私は夏場でもホットコーヒーをよく飲むのですが、STANLEYとこちらがデスクによくあります。400mlと同様に2つセットで1,500円くらいとリーズナブルです。
ホットコーヒーや 1度に飲む量が少ない人 にはおススメです。私はたまにこちらでスープを飲んだりします。
ゆっくりと飲み物を飲む人
ゆっくりと飲み物を飲む人には蓋つきのこちらがおススメです。大容量なので飲み物を1度準備すると、次準備する手間も省けます。
私はホットドリンクでこの量を一度に用意することはないので、もっぱらアイス用として利用しています。特に夜は寝室にもっていき、枕元に水を置いています。
蓋つきのため保冷・保温性能はピカイチですが、洗う時に蓋を分解する手間がありますので、その点はご注意ください。
番外編
かなり限定的な方におススメなのがこちら。
どういった方におススメかというとデロンギ マグニフィカsでアイスコーヒーを飲む人!とかなり限定的です 笑
このタンブラーがデロンギ マグニフィカsのトレーにギリギリ入る高さで、氷を擦り切りいっぱい入れて、カフェ・ジャポーネでコーヒーを入れるとアイスコーヒーが簡単にできます!
終わりに
今回はタンブラーに関してご紹介させていただきました。タンブラーと言っても色んなメーカー・種類があり、購入の際に悩まれる方も多いと思います。実際、私自身も購入に悩み、有名ブランドの安いモノから手を付けていきました。
結果としては安いモノでも十分使え、むしろ使いやすいとさえ思いました。今回ご紹介したものではサーモスのタンブラーが安い部類に入ります。
しかし、容量や用途などで複数個持っていた方が便利だし、洗う際の予備もあった方がありがたいので買い足していきましたが、毎回洗われる方は1~2個で十分だと思いす。
ご自身のライフスタイルに合ったタンブラーをぜひ使ってみてください!